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白内障

カメラのレンズに当たる水晶体の混濁により眼鏡をしても視力が出なくなったり、まぶしいなどの症状も出ます。

■診療内容
初期は点眼治療を行うこともあり、進行した場合は手術を行います。世界の失明原因第1位です(主に発展途上国です)。
手術は水晶体を除去し、眼内レンズを挿入します。2種類の眼内レンズがあります。

●1単焦点レンズ…保険適応で使用可能な通常の眼内レンズです。
●2多焦点レンズ…眼鏡をなるべく使用したくない方 但し自費診療になります。


 当院ではご家族の白内障手術の見学が可能です。

 

 緑内障のかたは白内障手術の時に、緑内障手術(5分程度でドレーンを入れます)も同時に行うことができます。
 2018年4月から始まった手術で、日本ではドレーン挿入は白内障手術の時しか行うことができません。

緑内障

眼と脳をつなぐ視神経の萎縮により、視野欠損、視力低下を起こします。改善することは難しく、眼圧を低下させることにより進行を遅らせます。40歳以上の5人に1人いると言われています。日本の失明原因第1位です。

■診療内容
点眼治療を行い、点眼で眼圧コントロール不良な方は手術で眼圧を下げます。初期の場合や手術ができない場合はレーザー治療を行う場合もあります。

糖尿病網膜症

糖尿病による3大合併症の一つです。カメラのフィルムに当たる網膜に病気が起き、ゆがみや視力低下を起こします。網膜は神経と同様に病気が進行してから視力を戻すことは難しく、血糖値が低くても起きることがあります。日本の失明原因の第2位です。 毎年3000人が糖尿病で見えなくなっています。症状がなくても一年に一度は眼科で検査をしましょう。

■診療内容
治療としては内服、レーザー治療、硝子体内注射、硝子体手術などを行なっております。
●硝子体注射 網膜のむくみを取るために行います。
●レーザー治療 網膜の出血やむくみの改善や再出血の予防の目的で行います。
●硝子体手術 硝子体出血の除去、むくみの改善目的で行います。

網膜静脈閉塞症

カメラのフィルムに当たる網膜の静脈が閉塞し、ゆがみや視力低下を起こします。動脈硬化が原因で起きます。

■診療内容
網膜の出血やむくみを改善する治療を行います。
治療としては内服、レーザー治療、硝子体内注射、硝子体手術などを行なっております。

加齢黄斑変性症

カメラのフィルムに当たる網膜の、中心にあたる黄斑部に新生血管が発生し、出血やゆがみを起こし視力低下やむくみを起こします。 欧米の失明原因第1位です。日本の失明原因4位です。

■診療内容
治療としては内服、硝子体注射、レーザー治療、必要に応じて硝子体手術などを行っています。

網膜裂孔

カメラのフィルムに当たる網膜に穴が開く病気です。自覚症状に飛蚊症を伴うことがあり放置すると網膜剥離に進行することがあります。

■診療内容
治療はレーザー治療で網膜剥離への進行を予防します。

網膜剥離

カメラのフィルムに当たる網膜の穴(網膜裂孔)から網膜が剥がれ視野欠損、視力低下を起こします。放置すると失明に至ることもあります。

■診療内容
治療は網膜復位術、硝子体手術を行います。

ドライアイ

涙が量的に足りなかったり、質的に変化するために疲れやショボショボ感など多彩な症状を起こします。加齢に伴ってなり易くなります。

■診療内容
治療は点眼治療を行い、症状や角膜障害の改善に乏しい場合はシリコン製涙点プラグ挿入術、アテロコラーゲン注入術などを行い、涙が鼻腔へ流れる量を減らします。

流涙症

涙により見えにくさや眼瞼のただれを生じます。鼻涙管(涙が鼻へ流れる管)の狭窄や閉塞が原因となります。

■診療内容
治療は涙道内視鏡と鼻内視鏡で涙道内を観察し、可能であれば涙道涙管チューブ挿入術を行います。また閉塞部位を半導体レーザーで切開し鼻涙管と鼻腔をつなげます。

眼瞼手術

●眼瞼下垂
瞼が下がり視力低下や視野が狭くなります。また疲れや顎を上げるために肩こりの原因にもなります。治療は余った皮膚を切除し、または、瞼の中の筋肉を縫い縮め瞼を開けやすくします。
●腫瘍切除
皮膚腫瘍を整容的に綺麗に切除します。
●二重瞼
糸で二重瞼を作ります。
当院ではCO2レーザーを用い出血、脹れの少ない手術を心がけています。

ICL(有水晶体眼内レンズ)

近視の矯正目的で眼内にレンズを入れる治療です。自費診療になります。

レーシックより合併症が出難く、可逆性であるため元に戻すことも出来、視力の質もレーシックより高いといわれています。
レーシックは将来、白内障手術をする際に眼内レンズの度数のズレが起きやすいと言われています。ピントの位置が予定通りにいかないということです。その場合眼内レンズの入れ替えが必要になります。しかし、ICLは取り出せるので普通に白内障手術を行うことができます。
レーシックは強い近視には用いることは難しいですが、ICLは可能です。

  • ■診療時間…AM9:00〜12:00(土曜12:30)
    PM14:30〜17:00
  • ■受付時間…AM8:30〜/PM14:00〜
  • ■休診日…土曜日午後・日曜日・祝日